SBCラジオ「武田徹のつれづれ散歩道」に、生出演した。
朝8時に番組が始まり、出演者の紹介で、自分の名前が呼ばれる。
自宅で聞いていて、これからその番組に出るというのは、不思議な気持ちだった。
娘だけが付いてきてくれた。
8時40分にSBCトイーゴへ着き、通用口でカードをもらって4階へ。
土曜日で大半は休みなのか、ものすごくガランとしている。
広い事務所には、事務の数人しかいない。
隅のスタジオで武田さんがお話していて、ディレクターさんと補助の女性が操作室にいる。
それだけ。
華やかな雰囲気とは大違いで、ビックリした。
大型バイクで小諸から来た、出演者の旅館の女将さんが、事務員さんと雑談している。
僕が出るのは、信金さんがスポンサーのコーナーで、担当広告会社の女性が来てくれた。
待ち時間で詳細な打合せがあると思っていたが、ベテラン女性と世間話が始まる。
止まらない。
せめて少し話すことを整理しておきたかったが、話は続く。
緊張するヒマもない。
娘は退屈して、ヨレてくる。
9時40分、穏やかなディレクターさんに呼ばれて、スタジオに入る。
ラジオでは、CMなど録音されたものが流れているようだ。
武田さんにご挨拶して、メタボ水栓のプレゼントを渡し、記念撮影。
娘も入室して構わないと言う。
アットホームな感じ。
武田さんと対面した席に娘と並んで座り、45分から本番が始まる。
もうやるしかないと、覚悟を決めて本番に臨むと、いきなり娘に話を振られる。
人見知りが激しい娘なので、突然名前を聞かれて声が出ない。
なんとか小さな声で答えてくれ、フォローする。
焦った・・・。
プレゼントしたメタボ水栓の形状を、口で説明するのは難しい。
さすがの武田さん、つかみはOKで、本題がスタートした。
話の間の取り方が絶妙で、どこでも会話に入りやすい。
15分があっという間で、コーナーが終わり、お礼を言ってスタジオを出る。
次の出演者の、大町市長が入って来る。
もらったCDを聞き返すと、気を付けていたつもりが、
「そうですね~」とか「あの~」が多くて反省。
覚えていないと思うけど、
最初の話で「娘に何て呼ばれているの?」
「パパ」の後、「自分は水戸黄門の番組のように”父上”と呼ばれたいのですけれども。」
と返したが、
本当は「オトッツァン」と言いたかった。
最後の旅行の話題で、
「東端の与那国島」と言ってしまったが、「西端の与那国島」の間違え。
生でとっさに話すというのは難しい。
リスナーの方が意外に多く、告知していない人からも連絡があり、
長寿番組の裾野の広さを実感した。