この時期の大きな家庭の仕事は、子供達の夏休みの課題処理で、
その中で1番大変なのが「自由研究」である。
犬を飼い始めたので、犬について研究することにした。
「犬語を調べよう」ということで、
おもちゃの犬語翻訳機「バウリンガル」を用意してみたが、
タイミング良く鳴いてくれず、データーが全然取れない。
わりと、それらしい事を翻訳してくれるが。
そもそも僕達がそばにいると、目や行動で感情を伝えてくるので、
「ポン太」は鳴く必要がない。
空白を埋めるために、犬の起源を調べた。
オオカミの子供を人間が飼い慣らし始め、
人間に慣れる性質を持っている個体を選んで、繁殖させていく過程で犬がつくられた。
犬は人間社会の中に入り込んで生活するようになり、
共に狩りを行ったり、外敵に立ち向かうようになった。
犬の存在は、人間が世界に広がっていく過程で、大きな力になったと考えられる。
犬という最良の友を得ることができなければ、
現在の人間社会の姿は違うものになっていたかもしれない。
ということで、1日で自由研究を終わらせた。
「フゥー」