なぜ生きる

「なぜ生きる」 という古本を、58円で買った。

親鸞(しんらん)聖人の 教えを説いた本だった。

「なぜ生きているか」 というと、「人生の目的」 を達成するためである。

「目標」 に到達した 満足感は一時的で、やがて 単なる記憶に変色する。

それに対して 「人生の目的」 を達成した満足は、

「色あせること」 も 「薄れること」 も ない ところが全く違う。

「目標」 だけを追い続ける一生は、「目標」 に たどり着けば、

「自分は達成した」 という 一時的満足はあっても

時間と共に薄れ、また スタート地点に逆戻り。

「今度こそ」 と、さらなる 苦労が始まる。

一点の周りを グルグル回るのみで、

「人間に生まれてよかった」 という、生命の歓喜は 永久にない。

苦悩の根元は、「無明の闇」 である。

「無明の闇」 とは、「死んだら どうなるか分からない、死後に暗い心」 をいう。

普段は 考えないようにして ごまかしているが、一日生きれば 一日死に近づいている。

百パーセント落ちる飛行機に 乗る者はいないが、

我々は そんな飛行機に乗っているのだ。

人生の目的は、

「苦しみの波の絶えない 人生の海を、

明るくわたす大船に乗り、未来永遠の幸福に生きること」

一言でいえば、

「苦悩の根元である 無明の闇が破られ、

“よくぞ人間に生まれたものぞ” と生命の大歓喜を得ること」

分かったような、分からんような ・・・ 

次は話題の 「21世紀の資本」 を読んで、経済のお勉強。

5500円もして、600ページもあり、字が細かい。

寝る前に読むと、そのまま睡眠 出来そう。

ママさんの活躍

パートの ママさん が入った。

当社には ママさん 社員もいる。

基本方針は、『家庭優先』。

ママさんは 大変である。

建設業は、やる事が たくさんある。

力仕事ばかりではない。

当社のママさん達は、給排水の申請・住宅の設備図作成・積算補助などを 担当している。

これらの業務は 会社にいなくても、パソコンがあれば どこでも出来る。

必ずしも、出社する必要は ないのだ。

ただし、その業務に必要な 知識を身に付ける、努力は必要である。

社員になったママは、いくつもの資格を取得し、他の社員からの信頼も厚い。

子育ての 合間をぬって、けっこう勉強したのだろう。

会社に いなくては ならない人になった。

必要な仕事を、必要な時期までに こなしてくれればいい。

会社に、朝から晩までいる 必要はない。

子供の病気・学校の行事 等、ママさんは忙しい。

最近のパパも、子育てに 参加しないとダメである。